株式会社朝日新聞社(代表取締役社長:角田克)は、6月5日(木)に第29回手塚治虫文化賞の贈呈式を開催しました。また、式後の記念トークイベントでは、マンガ大賞に輝いたアニメ監督りんたろうさんと手塚治虫文化賞選考委員で漫画家の秋本治さんが、りんたろうさんの監督作品や手塚アニメについて語り合いました。
第29回手塚治虫文化賞 受賞作・受賞者
◆マンガ大賞(年間を通じて最も優れた作品)
『1秒24コマのぼくの人生』(河出書房新社)
りんたろう
◆新生賞(斬新な表現、画期的なテーマなど清新な才能の作者)
『どくだみの花咲くころ』(講談社)
城戸志保(きど・しほ)
◆短編賞(短編、4コマ、1コマなどで優れた成果をあげた作品・作者)
『ザ・キンクス』 (講談社)
榎本俊二(えのもと・しゅんじ)
(いずれも敬称略)
◆特別賞(マンガ文化の発展に寄与した個人・団体)
一般財団法人 横手市増田まんが美術財団(大石卓〈おおいし・たかし〉代表理事)
【手塚治虫文化賞】
マンガ文化の発展、向上に大きな役割を果たした手塚治虫氏の業績を記念し、志を継いでマンガ文化の健全な発展に寄与することを目的に、手塚プロダクションのご協力を得て朝日新聞社が1997年に創設しました。年間を通じて最も優れた作品に贈るマンガ大賞のほか、新生賞、短編賞、特別賞があり、鉄腕アトム像(横山宏氏作)と賞金が贈られます。