ロンドン、シンガポールの観客を感動の渦に巻き込んだモンゴル発の豪壮なスペクタクル舞台がいよいよ日本初上陸!!
2022年に本国モンゴル国内にて180回以上のロングラン公演を上演し、10万5千人を動員した舞台
『The Mongol Khan(モンゴル・ハーン)』。
古代モンゴル帝国の栄華と謎に満ちた3000年の歴史を背景に、愛と野望、裏切りと復讐、そして王位継承を巡る壮大な戦いが繰り広げられる歴史ドラマは、その後ロンドン・ウエストエンド(約4万2千人動員)、シンガポールのマリーナ・ベイ・サンズシアター(約3万人動員)でも上演され、高い評価を受けました。
50名を超えるパフォーマーが織りなす物語は、伝統と革新が融合した舞台美術、モンゴル伝統楽器や歌唱を用いた歌と生演奏のオリジナル音楽、ダイナミックなダンス、そしてパペットを使用した演出などを駆使して、観客の想像を超えた華やかでスケールの大きなスペクタクル作品を創り上げました。

モンゴルだけでなく海外でも活躍する豪華なスタッフ陣が勢揃い!
演出は、モンゴルの映像・演劇界を牽引している ヒーロー・バートル。
モンゴルの民族的アイデンティティを映し出す映像でも高く評価され国際的な映画祭で数多くの栄誉に輝いてきましたが、本作の舞台演出でも手腕を発揮して作品を大ヒットに導きました。
また、舞台に登場するパペットは、トニー賞にもノミネートされた舞台『ライフ・オブ・パイ』のニック・バーンズが手掛け、作品に深みを出しています。
そして日本公演のキャストには、モデルとしてミス・ワールドでトップ11の実績を持ちハリウッド映画でも活躍している バイラ・ベラ が英語版の公演に引き続きツェツェル正妃役として出演。本作のプロデューサーも担っており、2024年にはモンゴル文化親善大使にも任命されています。
他にも、日本でも知られているモンゴル出身の元大相撲力士 龍皇 昇 が共同プロデューサーに名を連ねます。
実力派のスタッフ、キャストが勢揃いし、豪華絢爛でダイナミックな古代モンゴル帝国の栄枯盛衰を描きます。
日本とモンゴルの歴史に新たな1ページを刻む文化事業
昨年、モンゴルと日本の文化交流取極締結50周年を迎え、両国の友好の歴史を振り返る節目となりました。
そして本年は、次の50年へ向けた新たなスタートの年です。
7月には天皇皇后両陛下のモンゴルご訪問も予定されており、両国の文化交流がさらに深まることが期待されています。
そのような年に、モンゴルの壮大な歴史と精神性を描いた舞台『The Mongol Khan(モンゴル・ハーン)』が日本で上演されることは,文化交流の観点からも非常に意義深い出来事です。
日本の皆様がモンゴルの伝統と芸術に触れ、舞台芸術を通じて新たな交流が生まれることを心から願っております。
駐日モンゴル国特命全権大使 バンズラグチ・バヤルサイハン
【今までの海外公演】
<モンゴル初演>
2022年4月17日~9月15日 The Mongolian Stage Academic Drama Theater
公演回数/180回 総観客数/105,000人
<ロンドン公演>
2023年11月17日~12月2日 The London Coliseum
公演回数/15回 総観客数/42,000人
<シンガポール公演>
2024年10月17日~11月3日 Sans Theater
公演回数/22回 総観客数/30,000人
【あらすじ】
3000年前のモンゴル帝国。
二人の王妃が産んだ王子― しかし、一人は王の血を引かぬ子だった。
王位継承を巡る陰謀が渦巻く中、裏切りの策略により、二人の王子はすり替えられる。
偽りの王子が戴冠され、やがて王国は混乱と悲劇の道を辿る。
真の王子が王座を奪還する時、復讐に燃える男が立ちはだかる ―。
血塗られた権力闘争の果てに、生き残るのは誰か?
愛、裏切り、そして王権を巡る壮大な叙事詩。
【スタッフ】
演出/ヒーロー・バートル (Hero Baatar)
HERO Entertainment Group LLC 代表
1979年、モンゴル・ウブルハンガイ県生まれ。
プロのアニメーション・イラストレーターとしての経歴を持ち、モンゴル国営放送でキャリアをスタート。
社会主義体制から市場経済への移行期に、モンゴル初の民間広告制作スタジオを設立し、広告・プロモーション映像の分野を開拓した。
2004年にHEROスタジオを設立し、以降、モンゴル国内のトップスタジオとして成長。
これまでに90本以上のミュージックビデオ、350本のCM、15本の長編ドキュメンタリー、2本の長編映画、数多くの芸術ドキュメンタリー番組を制作し、モンゴルの芸術業界に新たな視点をもたらしてきた。
特に、モンゴルの民族的アイデンティティを映し出す番組制作に力を入れ、「モンゴル民族の百人の偉人」と題したシリーズは、歴史的資料として高く評価されている。
このシリーズでは、社会主義体制下で歪められた歴史を、目撃者の証言を通じて正しく伝えることを目的としている。
2022年、モンゴルの近代劇の古典作品『印章のない国家』を新たな演出で再構築し、初演から180日間連続上演、105,000人以上の観客を動員する大ヒットを記録。
さらに、2023年にロンドン・コロシアムにて上演され、オリヴィエ賞受賞脚本家ティンバー・ウェルテンベーカーが脚色を担当。ロンドン公演では42,000人の観客を動員した。
2024年にはシンガポール・マリーナベイサンズにてアジアプレミアを成功させ、さらに30,000人を魅了。
本作は、日本での初上演となるヒーロー・バートルの代表作であり、日本の観客に向けた彼の最初の舞台作品となる。
プロデューサー兼[ツェツェル正妃役]/バイラ・ベラ (Bayra Bela)
Maktub Productions 創設者 & CEO
ロンドンの王立中央演劇学校(Royal Central School of Speech and Drama)にて、チェブニング奨学金を得て「スクリーン演技」の修士号を取得。
女優・プロデューサーとして活躍し、『The Mongol Khan(モンゴル・ハーン)』のプロデュースを担当。
ロンドン・ウエストエンドとシンガポール公演の成功を経て、日本公演を実現させる。
英語版キャストでは、ツェツェル王妃役としても出演。
また、Amazonオリジナルシリーズ『The Power』にソロンゴ役で出演するなど、国際的な女優としても活動。Netflixドラマ『マルコ・ポーロ』や、スティーブン・セガール主演『Attrition』、クリストファー・コッポラ監督『Sacred Blood』にも出演。
2019年には、イタリア・フィレンツェの国際女性映画祭にて『Blue Destiny』の主演で最優秀女優賞を受賞。
さらに、2021年からハリウッド・プロフェッショナル協会(Hollywood Professional Association)に所属コロナ禍において、ロンドンで短編映画『Kintsugi』、ウランバートルでアニメ短編『Shadow』をプロデュースするなど、クラウド技術を活用した映像制作を推進。
モンゴル文化と映画の国際的な発展に貢献し、2019年には「Hollywood in Mongolia」国際映画祭を創設。
また、演技指導者イヴァナ・チャバックの著書『The Power of the Actor』をモンゴル語に翻訳・出版するなど、教育活動にも携わる。
モンゴル国家映画審議会のアドバイザーを務めるほか、人気ゲーム『リーグ・オブ・レジェンド』のキャラクター設計に文化コンサルタントとして関与。
2024年、モンゴル文化親善大使に任命される。
さらに、社会貢献活動にも積極的に取り組み、2017年には国連REDD+モンゴル環境大使に就任。
モンゴル国内で100万本以上の植樹を行う「My Club」プロジェクトを推進。ウランバートル市の環境保全活動にも貢献している。
モデルとしても国際的な実績を持ち、2014年のミス・インターナショナル、2015年のミス・アース、2016年のミス・ワールド(DC大会)にモンゴル代表として出場。ミス・ワールドではトップ11に入り、「ミスタレント賞」および「People’s Choice賞」を受賞。
共同プロデューサー/龍皇 昇 (リュウオウ ノボル 本名:エルヘムオチル・サンチルボルド)
モンゴル・ウランバートル出身。
元大相撲力士で、最高位は前頭八枚目(幕内)。
2000年に初土俵を踏み、2007年には幕内昇進を果たす。
その後、モンゴル文化の発展に尽力し、『The Mongol Khan(モンゴル・ハーン)』のプロデューサーとして参加。
【キャスト】
アーチュグ・ハーン 役/エルデネビレグ・ガンボルド (Erdenebileg Ganbold)
今まで60以上の演劇作品や17の映画作品で主要な役や脇役を演じ、カザフスタンや日本映画にも出演経験がある。
Belgute Picturesの代表で監督兼プロデューサーとしても活動しており、モンゴルの芸術功労者として最高位の民間功労賞・アルタンガダス勲章(極星勲章)および労働功績赤旗勲章を受章している。
俳優としては、ゲゲーン・ムザ年次舞台賞フェスティバル2003年最優秀若手クリエイター賞、2009年Silver Treeフェスティバル最優秀俳優賞、2011年同フェスティバル最優秀男性主演賞を受賞し、監督としても2015年Mongolian Academy Awards最優秀監督賞を受賞するなど、国内外で数々の演劇賞を受賞している名優。
エゲレグ首相 役/ボールド・エルデネ・シュガー (Bold-Erdene Sugar)
モンゴルで『The Mongol Khan(モンゴル・ハーン)』も上演されている、国立アカデミックドラマシアター所属の俳優。
モンゴルの芸術功労者として、労働功績赤旗勲章を受章し、俳優としてゲゲーン・ムザ年次舞台賞フェスティバルで3回の最優秀男性主演賞と最優秀助演男優賞に輝いている。
また、G.Dorjsambuu記念最優秀役賞やSilver Treeフェスティバルで2回の最優秀俳優賞、そしてMongolian Academy Awardsで最優秀男性主演賞と最優秀助演男優賞も受賞。
70以上の舞台作品と20以上の映画で主役や助演を務め、自ら監督した長編映画もあるモンゴルの名優である。
ゲレル側妃 役/ドゥルグン・オドゥフー (Dulguun Odkhuu)
モンゴル国立芸術大学で演技を学び、2012年学士号を取得。
在学時からモデルとしても活動し、2011年にテレビシリーズ『Hairiin Ereld』や『Amidrald Tavtai Moril』などに出演して映画デビューも果たす。
その後2015年に『ロミオとジュリエット』のジュリエット役を演じ、モンゴルで最も若いジュリエット役を演じた俳優として注目を集める。さらに『Hamlet』ではオフィーリアも演じた。
『The Mongol Khan(モンゴル・ハーン)』には2022年の初演より出演。ロンドン・ウエストエンドで上演した際も高い評価を得た。米国留学の経験も持つ。
アチール王子 役/ドルジュスレン・シャダヴ (Dorjsuren Shadav)
俳優・監督・脚本家として活躍。
重厚な演技に定評があり、政治家としての顔も持つ。
20以上の演劇、15の映画作品で主演や助演を務め、14の映画作品で監督および脚本家として活躍している。
功労赤旗勲章を受章し、Mongolian Academy Awardsでは最優秀監督賞を受賞。
さらにバングラデシュ映画アワードで最優秀監督賞、フランスのバル・ド・パリでは監督した作品が最優秀映画賞も受賞している。
コメディの舞台作品にも携わっており、複数の戯曲も執筆している。
クチール王子 役/サムダンプレフ・オユンサンバー (Samdanpurev Oyunsambaa)
2020年にモンゴル国立文化芸術大学を卒業。
その後、多くの映画やドラマに出演。
映画では『High School』『Deja Vu』『1990』で主要な役柄を演じ、モンゴルで最も有名な連続ドラマのひとつ『37thTochka』にも出演した。
また舞台では2024年『The Three Musketeers』,に主演。2020年の『Anna Karenina』にも出演している。
CMやMVなどにも多く出演し、映像作品を中心に出演している若手俳優の注目株である。
【公演概要】
公演名
日本モンゴル友好記念事業
The Mongol Khan(モンゴル・ハーン) Japan Tour 2025
演出
ヒーロー・バートル
脚本
バブー・ルハグヴァスレン
プロデューサー
バイラ・ベラ
共同プロデューサー
龍皇 昇
エグゼクティブプロデューサー
アマンドラ・アムラトゥフシン
イェスンムンフ・ミャグマー
シャンタル・プルドーム
ゼネラルマネージャー
グレッグ・鈴木
パペットデザイン
ニック・バーンズ
音響デザイン
デイビッド・グレゴリー
照明デザイン
アンドリュー・エリス
出演
エルデネビレグ・ガンボルド
ボールド・エルデネ・シュガー
バイラ・ベラ
ドゥルグン・オドゥフー
ドルジュスレン・シャダヴ
サムダンプレフ・オユンサンバー
ほか
公演言語
モンゴル語上演(日本語字幕付き)
※詳細は公式サイトをご確認ください
上演時間
2時間30分(休憩20分あり)
インターナショナルサイト
themongolkhan.com
日本公演詳細
https://sunrisetokyo.com/detail/29881/
(サンライズプロモーション東京)
公式SNS
@themongolkhan
【公演時期】
<東京>
2025年10月10日(金)~20日(月)
東京国際フォーラム ホールC
<愛知>
2025年10月24日(金)~26日(日)
愛知県芸術劇場 大ホール