極限の純愛を描いた傑作映画『oasis』が丸山隆平主演で世界初舞台化!NAPPOS PRODUCE 舞台『oasis』

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前科者の青年と脳性麻痺の女性の純愛を描き、数々の賞を受賞した傑作映画『oasis』
□字ックの山田佳奈脚本・演出で世界初、舞台化決定。

韓国を代表する映画監督の一人、イ・チャンドンが手掛け2002年に公開された『oasis』は、社会に馴染めないまま30歳を目前に出所してきた青年と脳性麻痺を患い体の不自由な女性の特異ながらも純粋な恋愛と、周囲に理解されないその行方を描いた鮮烈で衝撃的な作品です。同年の韓国MBC映画賞で最優秀作品賞、監督賞、脚本・脚色賞、主演男優賞、主演女優賞、新人女優賞、さらに第59回ヴェネツィア国際映画祭において、最優秀監督賞、新人俳優賞、国際批評家連盟賞を受賞するなど、国内外で高く評価されました。

公開から20年以上たった現在も多くのファンを持つ本作を、ついに舞台化いたします。脚本・演出を務めるのは、24年上演の『剥愛』が岸田戯曲賞最終候補作にノミネートされるほか、20年公開『タイトル、拒絶』で東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門に選出、東京ジェムストーン賞を受賞するなど、舞台作品だけでなく映画監督としても活躍するロ字ックの山田佳奈。自身の一番愛してやまない映画は『oasis』だと公言し、人間が生きるために発するエネルギーを余すことなく魅力的に描くスタイルに定評のある山田が新作舞台として創り上げます。

主演は丸山隆平!初共演の菅原小春とともに、
社会から孤立した二人が愛を育む姿を描き出す

物語の主人公・ジョンドゥを演じるのは、SUPER EIGHTの丸山隆平。25年は8年ぶりの主演映画『金子差入店』で俳優として新境地を開き、『震度3』、『浪人街』など舞台作品でも躍進し続ける丸山が、今作では家族にも疎まれた前科三犯の青年という難しい役どころに挑みます。そしてジョンドゥと心を通わせるコンジュを演じるのは、菅原小春。ダンサーとして世界で活躍する菅原が、脳性麻痺を患い日常生活がままならず、空想の世界で自由に生きる女性をどう演じるのか期待が高まります。

そして、共演に田中俊介岩本えり富山えり子中原三千代武藤晃子久保貫太郎池田遼石森美咲上ノ町優仁深水元基水橋研二と、個性と実力を兼ね備えたキャストが集結。社会から孤立し誰からも理解されなかった二人が徐々に惹かれ合い、周囲に気付かれぬまま愛を育んでいく姿を力強く描く本作にぜひご注目ください。

【あらすじ】

ひき逃げ事故を起こした兄の身代わりとなり、服役することになった青年ジョンドゥ。刑務所から出所し、家族のもとへ戻るものの、皆からけむたがられていた。

ある日、事故の被害者家族のアパートを訪れた彼は、寂しげな部屋で一人取り残された女性コンジュと出会う。

脳性麻痺を持つコンジュは、部屋の中で空想の世界に生きていた。

二人は互いに心惹かれ合い、純粋な愛を育んでいくが、周囲の人間は誰一人として彼らを理解しようとはしなかった…

【脚本・演出プロフィール&コメント】

山田佳奈(やまだ・かな)      1985年4月6日生まれ 神奈川県出身

脚本家・舞台演出家・映画監督。レコード会社のプロモーターを経て、2010年にロ字ックを旗揚げ。全ての脚本演出を手がけるほか、Netflixオリジナルドラマ『全裸監督』脚本など、外部作品への書き下ろしも積極的に行っている。19年に脚本・監督を務めた『タイトル、拒絶』で、第32回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門選出、更に東京ジェムストーン賞を受賞。23年に脚本・演出を務めた『剥愛』で、第68回岸田國士戯曲賞最終候補作ノミネート。近年の主な作品に、【舞台】『剥愛』『悲劇なんてまともじゃない』(23・脚本・演出)、『楽園 The Blissful Land』(23・脚本)、『近藤芳正solo woek ナイフ』(22・脚本・演出)、【映画】『page30』(25・劇中劇脚本)、『海辺へ行く道』(25・出演)、『煌々 go on a picnic』(22・脚本・監督)、『タイトル、拒絶』(19・脚本・監督)、【ドラマ】『龍が如く -Beyond the Game-』(24・amazon prime original・脚本)、『ハレ婚。』(22・EX・全話脚本・6,7話監督)、『全裸監督』(19・Netflix・脚本)など。

《コメント》

韓国映画界のみならず、世界中にファンが多いイ・チャンドン監督の名作「oasis」。
彼が描こうとした正義や社会は、現代日本にも通じる部分が多く、今回舞台化できることに無上の喜びと責任を感じています。
丸山隆平さんと菅原小春さんという感性とエネルギーに満ち溢れたおふたりをはじめ、魅力的な俳優陣とともに、舞台だからこその表現をふんだんに用いて挑みたいと思います。

【キャストプロフィール&コメント】

丸山隆平(まるやま・りゅうへい)       1983年11月26日生まれ 京都府出身

2004年にSUPER EIGHTのメンバーとしてCDデビュー。以降、個性あふれる楽曲を次々と発表している。音楽活動のほか、バラエティ、ラジオ、情報番組の司会など多岐に渡って活躍し、俳優としても、ドラマ・映画・舞台とジャンルを問わず高い評価を得ている。現在『EIGHT-JAM』(EX)、『ありえへん∞世界』(TX)、『Groove-Method』(FM COCOLO)にレギュラー出演中。近年の主な作品に、【舞台】『震度3』『浪人街』(25)、『ハザカイキ』(24)、『パラダイス』(22)、ブロードウェイミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』(22)、【映画】『金子差入店』(25)、『泥棒役者』(17)、『エイトレンジャー2』『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』(14)、【ドラマ】『FOGDOG』(25・YTV)、『着飾る恋には理由があって』(21・TBS)、『大江戸グレートジャーニー ~ザ・お伊勢参り~』(20・WOWOW)、『よつば銀行 原島浩美がモノ申す!~この女に賭けろ~』(19・TX)、『誘拐法廷~セブンデイズ~』(18・EX)など。

《コメント》

出演が決まった時は、とてつもない作品に誘って頂いたな…と、ドキドキしました。
僕の役者としての人生にとって、大きな影響を与える作品になると思います。
繊細に作品へ深く潜り込んで、舞台の上に立つことを目指して、稽古に挑みます。
観劇されるみなさんはどのようにこの物語を感じ取るのだろうか。
正しさや愛とはなんなのか、是非とも楽しみに待っていてください。

菅原小春(すがわら・こはる)        1992年2月14日生まれ 千葉県出身

幼少期から創作ダンスを始め、数々のダンスコンテストで優勝し注目を集める。2010年に渡米すると、独自のダンススタイルが高く評価され、海外でも一目置かれるダンサーとなる。帰国後は有名アーティストの振付やMV出演が話題になるほか、18年に舞台「ラストパイ」に出演し以降、女優としても活動の幅を広げている。近年の主な作品に、【舞台】『魔笛』(24)、『千と千尋の神隠し』(22)、『憂国』 (20)、【映画】『海辺へ行く道』『パリピ孔明 THE MOVIE』(25)、『太陽の塔』(18)、【ドラマ】『火星の女王』(25年12月放送予定・NHK)、『パリピ孔明』(23・CX)、連続テレビ小説『おかえりモネ』(21・NHK)、『FM999 999WOMEN‘S SONGS』(21・WOWOW)、大河ドラマ『いだてん』(19・NHK)など。

《コメント》

この映画を舞台化するなんて不可能なんじゃないかという気持ちでした。
できるかなんて誰もわからないけど、“やりたい!やるんだ!”という山田さんの気持ちに出会って今日の自分がいます。そして山田さんを信じることに決めたのは、会って話したときの彼女がとてもとても素敵だったからです。
やるしかないです。
私にできるのかなぁ。私にしかできない。
(という)自分と毎日話しながら本番を迎えると思います。見に来てください。

【公演概要】

公演名 NAPPOS PRODUCE 舞台 oasis

原作 イ・チャンドン

翻訳 みょんふぁ

脚本・演出 山田佳奈

出演 丸山隆平 菅原小春 

田中俊介 岩本えり 富山えり子 中原三千代 武藤晃子 久保貫太郎

池田遼 石森美咲 上ノ町優仁

深水元基 水橋研二

スタッフ 美術:土岐研一 照明:松本大介 音楽:オレノグラフィティ 音響:佐藤こうじ

衣裳:牧野純子 ヘアメイク:小林雄美 映像:松澤延拓・松本竜一 フィジカルアクティング:大石めぐみ 

演出助手:矢本翼子 舞台監督:土居歩

宣伝美術:中野淳二 宣伝写真:加藤アラタ 宣伝:ディップス・プラネット

キャスティング:伊藤尚哉 協力プロデューサー:亀田裕子

制作:北見奈々江 松尾由紀 須藤タイガ プロデューサー:仲村和生

企画 □字ック  ナッポス・ユナイテッド

主催 ナッポス・ユナイテッド(東京公演)、サンライズプロモーション大阪(大阪・愛知公演)

公式サイト https://napposunited.com/oasis/

公式X https://x.com/NapposUnited ( @NapposUnited )

【東京公演】

公演日程 2026年3月14日(土)~30日(月)

会場 サンシャイン劇場

チケット発売日 2026年2月8日(日) AM10:00~

チケット料金 12,800円(全席指定・税込)

お問合せ ナッポス・ユナイテッド support@napposunited.com

【大阪公演】

公演日程 2026年4月4日(土)~12日(日)

会場 森ノ宮ピロティホール

チケット発売日 2026年3月14日(土) AM10:00~

チケット料金 12,800円(全席指定・税込)

お問合せ キョードーインフォメーション 0570-200-888(12:00~17:00 ※土日祝休業)

【愛知公演】

公演日程 2026年4月17日(金)~19日(日)

会場 東海市芸術劇場

チケット発売日 2026年3月14日(土) AM10:00~

チケット料金 12,800円(全席指定・税込)

お問合せ キョードーインフォメーション 0570-200-888(12:00~17:00 ※土日祝休業)

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