ミュージカル『レッドブック〜私は私を語るひと〜』取材会及び公開ゲネプロの模様を写真でお届け!

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2026年5月15日(金)にミュージカル『レッドブック〜私は私を語るひと〜』取材会及び公開ゲネプロが東京建物 Brillia HALL (豊島区立芸術文化劇場)で開催されました。本記事では取材会及び公開ゲネプロの模様を写真にてお届けします。

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撮影:田中亜紀

取材会コメント

・咲妃みゆ(アンナ役)
最初は「私が頑張って引っ張っていくんだ!」という気持ちで臨んでいたのですが、小関さんに助けていただくことばかりで本当に感謝しております。素晴らしい相手役さんに恵まれたなと心から思っております。濃密な稽古の日々があっと言う間に過ぎ去ってしまい若干の寂しさもございますが、ここからお客様にお届けしていく中で、小関さんをはじめキャストの皆さんとどんな化学反応を生み出せるのか楽しみにしております。
他者を思いやる気持ち、そして自分自身の心と向き合うことがどれほど大切なことなのか、この作品が教えてくれました。脚本のハン・ジョンソクさん、作曲のイ・ソニョンさん。韓国でこの作品を大切に愛し守ってこられた方々への敬意を胸に、そして劇場にお越しくださるお客様に感謝を込めて務めさせていただきます。私もこの作品を韓国で拝見し、感銘を受け、お稽古でたくさんの学びを得ました。すべての感謝の気持ちを胸に、明日から健やかに歩んでまいりたいと思います。

・小関裕太(ブラウン役)
実際に韓国で観劇した際にお芝居の力や客席のエネルギーに圧倒され、ウルっときてしまいました。そんな経験と記憶を胸に稽古に挑み、ここまで来ることができました。
この作品と向かい合うなかで、本当にたくさんの学びとエネルギー、笑顔をもらいました。
初めて台本を読んだ時は女性を応援する物語だと思っていましたが、読めば読むほど深まり、性別や年齢関係なく胸にささるものがそれぞれのお客様にある。そして最後はハッピーになっていただける作品だと思いますのでぜひ観に来ていただきたいです。
このメンバーでしかできない日本初演版『レッドブック』の自信、最高にあります。
素晴らしい楽曲と物語が少しでも多くのお客様にお届けできるよう精一杯頑張ります。

・花乃まりあ(ドロシー役)
早くお客様にお届けしたいなという気持ちでいたのですが、今この瞬間を迎えると、「ああ、あの濃密なお稽古がついに終わってしまったんだな」と寂しい気持ちもあります。
自分にとっては新境地だなと思う役柄と出会えましたが、演出の小林香さんから「新境地というのは、自分の持っている引き出しの中からやっても新境地にはならなくて、中身から新しいものを生み出さなければ新境地とは言えないんじゃないか」というお話をしていただきました。新しい自分を引き出すために時間を使ってくださってお稽古してまいりましたので、お客様に楽しんでいただける作品になっていたら嬉しいです。
素晴らしい楽曲に溢れたミュージカルで、私自身もお稽古しながら感動して涙が流れる瞬間が何度もあって、お客様にもきっとそんな思いを体験していただけるんじゃないかと思っています。

・エハラマサヒロ(ジョンソン役)
今回演じるのはすごくふてぶてしいおじさんの役なので、体重を増やそうと計画的に、限界の限界まで暴飲暴食をして、身体をいじめ抜いて作りました。この身ひとつで最後まで乗り切りたいと思います(笑)。
今回のキャストの皆さんは歌唱力も本当に素晴らしいですし、場の空気を作る力が凄くて緊張していました。僕が演じるジョンソンという役は、今までやってきたどのコントよりもクセがすごい役なので、ぜひ千鳥さんに観に来てほしいです!(笑)この中では異質な存在で、かなりインパクトの強いキャラクターなんですが楽しんでいただけたらなと思っております。

・中桐聖弥(ジャック役)
お稽古を通して、素晴らしい素敵なキャストに囲まれていることを改めて実感しました。皆さんお芝居への探求心がものすごく、演出の小林香さんはお芝居がしやすいように一人一人に寄り添ってくれました。この作品に参加し、一つの作品に向かってみんなで創り上げていく楽しさ、面白さをまた一つ得ることができました。
しっかりと役と作品に向き合ってきたので、ようやくお客様にお届けできることにすごくワクワクしています。幕が開くのが楽しみです!頑張ります!

・加藤大悟(アンディ役)
今作でグランドミュージカルに初挑戦しましたが、素敵で個性豊かなカンパニーの皆さまと一緒に初挑戦を踏めたことがすごく嬉しく、心より幸せを感じています。
小林さんのエネルギーとキャストのエネルギーがぶつかりあってこの『レッドブック』を創り上げてきました。ひとつひとつが思い出の1ページとなり、作品を創っていく過程がすごく楽しかったです。こだわりを持ちながらお稽古してきたので、観に来てくださる皆様には色々な目線で観て楽しんでもらえたらと思います。
濃密な稽古でしっかり培ってきたものを、初日からぶつけていきたいと思います!

・田代万里生(ローレライ役)
約1か月半のお稽古の中で、初日からマニキュアをし、スカートとハイヒールを履いてお稽古に臨ませていただきました。役柄の設定が、変に優雅で気品のある女装男性ということで、どんな役柄を生み出すことができるかなと思いましたが、たくさん悩んで演出の小林香さんのもと、皆さんのお力をお借りしてこれだ!というものを見つけられたと思っています。個人的には、これまで韓国ミュージカルに出演したことはありますが、韓国人クリエイターだけで作られた作品に出演することは初めてなので楽しみにしております。小林さんの演出には凝ったシーンがたくさんありますので最後にお客様がどんな気持ちで劇場をあとにされるのかとても楽しみにしています!劇場でお待ちしております。

・小林香(演出)
主演の咲妃さん、小関さんをはじめ皆さんが本当に真摯にお芝居に向き合って作り上げてきたプロセスが確実に実っているなと実感しております。今回の演出では、“ちゃんとお芝居をすること”にこだわりました。もちろん歌もダンスも楽しみにしていただきたいのですが、出演者21名全員で緻密なドラマ作りができたと思っておりますので、ぜひそれをお客様に堪能していただきたい気持ちでいっぱいです。タイトルの“レッドブック”というものが一体なんなのか、その捉え方はお客様一人一人の中で変化していくだろうと思いますので、レッドブックが自分にとって何なのかを見出していただけたらいいなと思っています。

韓国発のミュージカル『レッドブック』日本初演!

『レッドブック』は、韓国で異例のヒットを記録した創作ミュージカル『女神様が見ている』を生んだ黄金コンビ、ハン・ジョンソク(脚本)×イ・ソニョン(作曲)が、4年の歳月をかけて制作したオリジナルミュージカルです。19世紀のロンドンを舞台に、小説を書くことで自分自身を表現するアンナが、社会の偏見などと闘いながら「私」として生きる道を見つけ出す物語。

2018年の韓国初演では、同時期にアメリカで広がった #MeToo運動とも重なる、女性への偏見やセクシャルハラスメントへの問題提起が大きな共感を呼び大ヒットを記録。イェグリーンミュージカルアワード脚本賞や韓国ミュージカルアワード作品賞など数多くの賞を受賞。初演以来すでに韓国での上演は4シーズン目を迎え、「新時代のためのミュージカル」として高く評価された本作が、ついに日本に初上陸します。

この日本版初演の演出を手掛けるのは、演劇業界におけるジェンダーギャップの是正をライフワークとしており、作品内外での発信を積極的に行っている小林 香。『王様と私』『モダン・ミリー』ほか海外ミュージカルの演出を手掛け、高い評価を受けています。人間の感情を丁寧に描き出す演出と音楽を生かした舞台づくりに定評のある小林が、時代を超え「自分らしく生きる」ことの大切さを問いかけ、今を生きる私たちに勇気を与えるミュージカル『レッドブック』をどのように描き出すのか、期待が高まります。

咲妃みゆ×小関裕太が舞台初共演で贈るロマンティックコメディ
実力と個性を兼ね備えたキャストが集結。

主人公アンナを演じるのは咲妃みゆ。元宝塚歌劇団雪組トップ娘役として活躍し、退団後は演技力にさらに磨きをかけ、2024年には第31回読売演劇大賞優秀女優賞を受賞するなど、数多くの作品でその実力を発揮。今作では、“官能的な小説を書くことで社会と闘う”、可憐さと大胆さが共存するギャップのある役に挑みます。
 相手役ブラウンを務めるのは、映画・ドラマ・TVCMと多方面で活躍する小関裕太。近年の舞台出演は『サヨナラソング-帰ってきた鶴-』『ジャンヌ・ダルク』『キングダム』、ミュージカルでは『四月は君の嘘』『ロミオ&ジュリエット』以来の約2年ぶりの出演で、真面目一筋で「紳士」として生きることしか知らない新米弁護士を演じます。
 2025年に放送されたテレビドラマ『波うららかに、めおと日和』での共演も記憶に新しい二人が、満を持して“舞台での初共演”を果たします。軽やかなラブコメディを軸に展開する本作で、アンナとブラウン、そして咲妃みゆと小関裕太がどのような化学反応を生み出すのか、注目が集まります。

さらに、女性文学会「ローレライの丘」の会長で、息子を夫に奪われてしまったドロシー役には、元宝塚歌劇団花組トップ娘役で、退団後も様々なジャンルの作品に挑戦し、女優としての深みも増している花乃まりあ。咲妃とは宝塚歌劇団の同期であり、退団後は本作が初共演となります。ロンドンで最も影響力のある文学評論家ジョンソン役は、モノマネ芸人として活躍しながら抜群の歌唱力を活かし多数のミュージカルに出演するエハラマサヒロ。ブラウンの親友であり、見栄とはったりを利かせるカッコつけの双子兄弟・兄ジャック役には、『レ・ミゼラブル』マリウス役、『エリザベート』ルドルフ役で注目される、ミュージカル界のニューフェイス中桐聖弥、弟アンディ役には2.5次元ミュージカル『刀剣乱舞』『ヒプノシスマイク』シリーズほかで絶大な人気を誇り、ソロアーティスト活動も行う加藤大悟。そして、「ローレライの丘」の創立者で、変に優雅で気品のある女装男性ローレライ役には、東京藝術大学を卒業し、『エリザベート』、『マリー・アントワネット』、『カム フロム アウェイ』ほか多数の作品に出演し、ミュージカル界になくてはならない存在の田代万里生。

現代に生きる女性たちの声を代弁し、今まさに必要とされている“新しい女性像”を力強く描き、「自分らしさ」「多様性の尊重」という現代的なテーマを、ミュージカルならではの音楽と高揚感と共にお届けします。ぜひ劇場でご体感ください。

【Story】

紳士の国・ロンドン。その中でも最も保守的だったヴィクトリア朝時代に生きる、
主⼈公アンナ(咲妃みゆ)は少し変わっていた。淑女として振る舞うよりも「私」として生きたい―。

真面目で“紳士”であることしか知らない新米弁護士・ブラウン(小関裕太)や
個性的な登場人物たちとの出会いをきっかけに、アンナは、官能的な小説を書くことで自分を表現し始める。
型破りで刺激的なその内容は、瞬く間に評判を呼び、多くの読者を熱狂させていく。
一方で、「女性のあるべき姿に反している」「社会に悪影響だ」と非難され、ついに裁判にかけられてしまう……。

【スタッフプロフィール】

【演出・上演台本・訳詞】小林 香(こばやし・かおり)
1977年生まれ 京都府出身
演出家、脚本家、作詞家。京都芸術大学舞台芸術学科 客員教授。海外ミュージカルの演出を多数手がけ、オリジナルミュージカルもコンスタントに生み出している。近年の演出は、EXPO2025「いのち、ありがとう」(構成・演出)、『王様と私』(演出)、『モダン・ミリー』(演出・翻訳)、『カラフル』(脚本・作詞・演出)、『Miracle Gift Parade』(脚本・演出)、『MEAN GIRLS』(演出・上演台本・訳詞)、『The Parlor』(作・演出)、『井上芳雄by MYSELF × Greenville Concert 2024』(構成・演出)、『Rio Asumi – Voice in Blue』(構成・演出)、『Ray Yuzuka – TABLEAU』(構成・演出)、『坂東玉三郎 世界のうた』(構成・演出)など。“各分野での先駆的活躍で特に功績の著しい女性”に与えられる「京都府あけぼの賞」を受賞(22年)。日本演劇興行協会より助成金を受賞(25年)。

【音楽監督】 桑原まこ(くわばら・まこ)
1987年6月15日生まれ 千葉県出身
東京音楽大学作曲科卒業。16歳で東映 画ニメ『女生徒』の音楽を担当。
作編曲家・音楽監督としての主な作品は、映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』『花とアリス殺人事件』、アニメ『ステラのまほう』、ミュージカル・舞台『梨泰院クラス』『アーモンド』『この世界の片隅に』『ようこそ、ミナト先生』『IMY公演 あくと』など。指揮・演奏家としては『ムーラン・ルージュ!』『ジェーン・エア』など。『いつか〜one fine day』の作曲・演奏において、第27回読売演劇大賞上半期スタッフ賞に選出。Musical Theater Writing Programにも参加し、精力的にオリジナルミュージカルを創作し続けている。

【キャストプロフィール】

咲妃みゆ(さきひ・みゆ)
1991年3月16日生まれ 宮崎県出身
2010年宝塚歌劇団に入団、14年に雪組トップ娘役に就任。17年の退団後はミュージカルや舞台を中心に多くの作品で活躍し、第46回菊田一夫演劇賞、第31回読売演劇大賞優秀女優賞を受賞するほか、ドラマや映画など映像作品への出演も続き、活躍の場を広げている。近年の主な出演作は、【舞台】『クワイエットルームにようこそ The Musical』(26)、『最後のドン・キホーテ THE LAST REMAKE of Don Quixote』『平家物語―胡蝶の被斬―』『ケイン&アベル』(25)、『グラウンドホッグ・デー』『空中ブランコのりのキキ』『カム フロム アウェイ』(24)、『少女都市からの呼び声』『マチルダ』(23)、【映画】『やがて海になる』(25)、『アイの歌声を聴かせて』(21・声の出演)、『窮鼠はチーズの夢を見る』(20)、【ドラマ】『波うららかに、めおと日和』(25・CX)、『連続ドラマWゴールドサンセット』(25・WOWOW)、『年下彼氏2』(EX・24)、『私をもらって~追憶編~』(24・NTV)、『警視庁・捜査一課長スペシャル』(24・EX)、『不適切にもほどがある!』(24・TBS)などがある。

小関裕太(こせき・ゆうた)
1995年6月8日生まれ 東京都出身
子役として俳優活動をスタート。以降、ミュージカル・ドラマ・映画などジャンルを問わず幅広い分野の作品に出演。シリアスな作品からコメディまで幅広い役を演じ分ける実力派俳優として注目を集めている。近年の主な出演作に【舞台】『サヨナラソング-帰ってきた鶴-』(25)、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』(24)、『キングダム』、『ジャンヌ・ダルク』(23)、『四月は君の嘘』(22)、【ドラマ】『君としたキスはいつまでも』(25・ABC)、『波うららかに、めおと日和』(25・CX)、『ひとりでしにたい』(25・NHK)、『いつか、ヒーロー』(25・ABC)、『御曹司に恋はムズすぎる』(25・CX)、『あのクズを殴ってやりたいんだ』(24・TBS)、『不適切にもほどがある!』(24・TBS)、『大奥』(24・CX)などがある。

公演概要

公演名称 ミュージカル『レッドブック~私は私を語るひと~』
脚本 ハン・ジョンソク
作曲 イ・ソニョン
演出・上演台本・訳詞 小林 香
音楽監督 桑原まこ
出演 咲妃みゆ 小関裕太 花乃まりあ エハラマサヒロ
中桐聖弥 加藤大悟
田代万里生 ほか
公式サイト https://redbookjp.com
企画製作 AMUSE CREATIVE STUDIO
【東京公演】
公演日程 2026 年 5 月 16 日(土)~5 月 31 日(日)
会場 東京建物 Brillia HALL (豊島区立芸術文化劇場)
【大阪公演】
公演日程 2026 年 6 月 27 日(土)~6 月 30 日(火)
会場 森ノ宮ピロティホール
【愛知公演】
公演日程 2026 年 7 月 4 日(土)13:00/17:30 公演 ・ 7 月 5 日(日)12:30 公演
会場 御園座

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